鱸(スズキ)ってどんな魚?
鱸(スズキ)とは
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、以下のような記述がされています。
スズキ(鱸) Lateolabrax japonicus は、スズキ目・スズキ亜目・スズキ科に属する高級魚。海岸近くに生息する大型の肉食魚で、食用や釣りの対象魚として人気がある。成長につれて呼び名が変わる出世魚でもある。
一口にスズキ(鱸)と言っても、日本には現在3種類のスズキ(鱸)がいる事が確認されている。
マルスズキ、ヒラスズキ、大陸スズキの3種だが、当HPでは、一番生息域が広く、ポピュラーなマルスズキに焦点を当てて紹介する。
鱸(すずき)の名前の由来
「スズキ」という和名は、「すすぎ洗いしたようなきれいな身」に由来するという説もあります。
もっと詳しく知りたい人は「語源由来辞典」へ
鱸(スズキ)は、地方によって名前が違う!?
すずきの事を、すすきと呼ぶ地域も有ります。
ちなみに管理人の地域では、セイゴ→コバネ(ハネ)→スズキという呼び名で呼んでいます。
セイゴ→フッコ→マダカ→スズキと呼ぶ地域もあるようです。
ルアーフィッシングをする人は「シーバス」と呼ぶ人が多いようです。
他にも、色んな呼び名があると思いますが、地方名を調べてみるのも面白そうですね。
鱸(スズキ)の習性
障害物など、身を隠せる場所を好みます
汽水域から海水域まで、生息範囲は広く、餌は主に、いわし、アジ、ヒイラギ、コノシロなどの小魚であるが、時期、生息域等によって変わります。汽水域では、ボラやウグイもターゲットにし、地域によっては、11月〜4月のゴカイのバチ抜けの行われる時期には、ゴカイを餌にする事がある。
水深80メートル位までの海域から、夜になると、1メートルにも満たない浅瀬にまで、姿を見せる回遊魚です。
群れで行動する事が多い為、湾内にイワシやアジのを追ったスズキの群れが入った時は、入れ食いになる事がある。
餌釣で使われる餌は、いわし、アジ、ヒイラギ、コノシロ、活きえび、ゴカイ、青虫と、ルアーを例外として、活きた餌が主です。
鱸(すずき)は生きた(動いた)ものにしか興味を示さないからです。
鱸(スズキ)の跳ね方
エサである魚を追って、湾内に入ってきた時、スズキが跳ねるのを良く見かけます。
スズキの跳ね方の特徴として、ジャンプして、尾鰭で海面を叩きます。
よく勘違いするが、ただ飛んでいるのは、殆どが、ボラやウグイの類です。
ちなみにボラは、ミサイルのように水面と平行に一直線に飛ぶ事が多い。
ウグイは、スズキと間違える事があるが、ジャンプして、尾鰭で水面をバシャ、バシャと叩くのが、スズキです。